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夏休みの研究:自宅の側溝に生息する謎の魚に迫る!

夏休みの研究:自宅の側溝に生息する謎の魚に迫る!

夏休みも終わりに近づいてきましたが、みなさんは何か夏休みの研究をされましたか?
私も以前から気になっていたことをテーマに、ちょっとした研究をしてみました!

実は、自宅の敷地内にある側溝に、なぜかたくさんの小魚が生息しているんです。

自宅の側溝。ここに謎の小魚がたくさん生息しています。

「どうしてこんなところに?」とずっと不思議に思っていました。
側溝には常に山水が流れ込み、水はとてもきれいです。
大雨で水の流れが激しい日も、魚たちは懸命に耐えていますし、寒い冬の日でも意外と活動的に泳いでいるんです。

その魚はメダカっぽいのですが、上からしか見えないため、正確には何の魚なのか分かりませんでした。もしメダカだとしたら、「日本固有種のメダカなのだろうか?」という疑問が湧きました。
そこで意を決して、この謎の魚を捕まえて、何の種かを調べてみることにしました。

赤丸が謎の魚たちです。

まず、日本に生息していそうな種類を調べてみると、日本メダカには「北日本集団」と「南日本集団」の2種類がいるそうです。
それぞれ「キタノメダカ」と「ミナミメダカ」と呼ばれ、別種として扱われています。
この場所にいるメダカは、地域的に「ミナミメダカ」の可能性が高いのではないかと思います。
さらに、環境省のレッドリストランクでは「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されているとのことで、もし「ミナミメダカ」だったら大変貴重なことかもしれません。

よく似た魚で、特定外来生物に指定されている「カダヤシ」という種もいるそうです。カダヤシは、日本各地の防火水槽のボウフラを駆除するために全国的に放流された種で、「蚊を絶やす」という意味から「カダヤシ」という名前がついています。そんな背景があったとは知りませんでした。

さて、我が家に生息しているこの魚は一体何なのでしょうか?

夏休みの研究:自宅の側溝に生息する謎の魚に迫る!

玄関に癒しの空間が完成!

意を決してホームセンターへ行き、水槽と水草、一緒に住んでもらうためのヤマトヌマエビも購入しました。こうして、玄関に癒しの空間が完成しました!新しい住処ができたので、とりあえず六匹の魚を捕獲しました。たくさんいるので捕獲は簡単でした。

水槽のお掃除担当のヤマトヌマエビ

尾びれや背びれの特徴を観察した結果、この魚はカダヤシとは異なるようです。いろいろなサイトで特徴を調べた結果、「ミナミメダカ」ではないかと考えています。もし詳しい方がいたら、教えていただけると嬉しいです。

メスと思われるメダカ、卵も見えます。

こちらの子は、卵をたくさん抱えてます。

背びれに切れ込みがあるのでオスかな?

今回捕獲したメダカは、これからも大切に育てていくつもりです。
また、敷地内の環境には特に手を加えていませんが、これからもメダカたちが生息できるように守っていきたいと思います。

◆環境省
自然環境・生物多様性>絶滅のおそれのある野生動植物種の生息域外保全>取り組み事例>メダカ
https://www.env.go.jp/nature/yasei/ex-situ/instance10.html

◆BE-PAL
実は「絶滅危惧Ⅱ類」にも選定されているんです!「メダカ」の実態早わかり講座
https://www.bepal.net/archives/250726

◆HONDA
Hondaの社会貢献活動 みんな知ってるようで実は知らない「メダカ」のお話
https://global.honda/jp/philanthropy/hondawoods/forest/specialist/047/

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