実は、私はガンダム世代でガンダムの大ファンなのです。
東京のお台場にあるガンダム立像は、東京に行くたびに必ず訪れる場所です(笑)
※写真はその時に撮影したものです。
いつか福岡のガンダム立像も見に行ってみたいなと思っています。
そして今、大ヒット上映中の「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」も公開初日に観に行きました(笑)
このガンダムが、私が空手道を始めるきっかけとなった作品であると言っても過言ではありません。
昔の話になりますが、私は運動が苦手でガンプラ作りが大好きな子供でした。三人兄弟の末っ子で年の離れた兄たちに体格も力もかなわず喧嘩で負けてはよく泣いていました。
今でも鮮明に覚えていますが、小学校2年生の夏休みに家族で塚口サンサン劇場の映画館に「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」を観に行きました。当時は二本立ての映画が多く、一つの映画代で二本の映画が楽しめました。
その日観たもう一つの映画はジャッキー・チェンの「ヤングマスター」でした。
主目的だったガンダムも良かったのですが、ジャッキー・チェンの映画が特に印象深かったんです。
それを機にジャッキー・チェンの映画をよく観るようになり、彼の主演作品に夢中になりました。
当時のジャッキー・チェン主演の中国拳法を題材にした映画のあらすじは、「平凡な主人公が親族の死をきっかけに師匠に弟子入りし、厳しい特訓を経て拳法を身につけ、最終的に敵を倒して復讐を果たす。」というものでした。
兄たちに喧嘩で負けてばかりいた私は力をつけたいという思いを強く持っていました。
ジャッキー・チェンの映画を観て、「自分も中国拳法を身につければ強くなれるのではないか?」と思うようになりました。ガンダムをきっかけに中国拳法に興味を持ち、その後空手道を始めることになったというわけです。
私の話からも分かる通り、新しいことを始めるきっかけは、意外な場所に隠れていることがあります。
私にとっては、映画が空手道を始めるきっかけとなりました。
皆さんも、日常の小さな出来事や趣味、好きな映画から、新しい情熱や興味を見つけることがあるかもしれません。
何かを始めるためには、大きな動機や特別な才能が必要だと思いがちですが、実際にはそうではないと思います。
時には、好奇心を持って一歩踏み出すだけで、人生が変わることもあります。
もし心のどこかで「これをやってみたい」と思うものがあれば、その声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか?
小さな一歩が、人生の大きな変化を生むきっかけとなるかもしれません。
実際子供の頃、あるいは成人してからでも空手道の先生になるとは思いもしていなかった私ですが、今こうして空手道の先生としてブログを書いています。